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乱高下するコメ価格 販売店の苦悩 長引く令和の米騒動
こちらは農林水産省が発表している「スーパーのコメの5キロあたりの販売価格」を表したグラフです。
不作などが発端となった「令和の米騒動」もあって高騰。25年6月には政府の「備蓄米」放出によって一時5キロあたり3600円台まで下がりました。
しかし25年9月、新米が出回り始めると価格が再び上昇。5キロあたり4000円台で推移しはじめ、26年1月には4416円と最高値を記録しました。
その後、価格は下がっていき、7月10日に発表された最新のデータでは5キロあたり3458円とおよそ1年半ぶりに3500円を下回りました。
我々、消費者からすると「買い求めやすくなってうれしい」という思いもありますが、実は今、問題になっているのが25年秋の高値の時期に仕入れたコメが売り切れない「コメ余り」。販売業者は頭を悩ませています。
山形市で主に県産米を販売する尾形米穀店。倉庫の中には多くのコメが保管されています。
【尾形米穀店 尾形厚志代表】
「去年・おととしの8・9月が売り物が無くなってしまって先着順で販売するなどわずかにしか売ることが出来なかった。(去年)高かった新米を一生懸命仕入れたがそれが今残ってしまっている状態」
こちらの店では倉庫にあるものや生産者と契約しているものを含め令和の米騒動が始まった2年前と比べて5倍以上余ってしまっているということです。
「こちらはコメの在庫を保管している『低温倉庫』。室温は13度ほどで保たれているそうだがこの倉庫の外にも在庫があるという状況」
「本来、暑くなる前に全て低温倉庫にしまっておきたかったが入りきらなかった分が外に出ている。去年の同じ時期は空になっていた。」
在庫を売りきるため銘柄米を期間限定で値下げして販売したりコメの食べ比べが出来る商品を企画したりと様々な取り組みを行っているという尾形さん。
「令和の米騒動」以降乱高下するコメの価格に一日でも早い「安定」を望んでいます。
「備蓄米の使い方に関しても、順番や売り先など机上だけで考えずに実態に即して考えたら有効な施策はもっとたくさんあった。作る人、売る人、食べる人みんなが納得できるような価格形成やコメを取り巻く情勢であってほしい」
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