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塗料用のシンナー在庫懸念 中東情勢による原油供給不足

依然、先行きが見通せない中東情勢は、建設業界にも影響を与えています。

県内を中心に、外壁や屋根の塗装、リフォームなどを請け負っている山形市の池田塗研です。
いま、塗装の仕事に欠かせないある材料が手に入りにくくなっています。

「実際の塗料なんですけど粘度を調整して、仕上げるために必ず必要」

不足しているのが塗料に混ぜるシンナーです。

原油由来の「ナフサ」が使われています。イラン情勢による原油の供給不安で、先月末から出回りにくい状況が続いてるといいます。

【池田塗研究 鈴木清敬取締役部長】
「入らないメーカーもいますし、缶数が制限される状況で、一気に頼めない状況が続いてます」

今のところは、卸業者が若干の在庫をおさえているため、当面の営業に支障はないとみていますが、今の状況が長引けば、影響は避けられないということです。
「工事現場がストップしてしまう。材料がなければ、足場組んで作業始めたとしても仕上げることができないというのが一番不安」

また、大手塗料メーカーは先月、イラン情勢を受けてこの塗装用シンナーの75%の値上げを発表しました。
供給不安に加え、原材料費の高騰が追い打ちをかける中、価格転嫁は出来るだけ抑える努力を続けていますが、事態が長引けば、この企業努力にも限界が出てくると話します。
「お客様のためを思って、踏みとどまらなければいけないところはあるが、この状況が続くとそこも難しくなるので、早く早く沈静化していただきたい、それだけです」