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奇習「でごぐり百万遍念仏」 酒田市
数珠のようにつないだワラの綱を床に叩きつけ、健康や豊作などを願う奇習「でごぐり百万遍念仏」が酒田市で行われました。
「でごぐり百万遍念仏」は、旧平田町にあたる酒田市坂本地区の貴船神社に250年以上前から伝わる伝統行事です。「でごぐり」とは「たたく」という意味の方言で、綱を床に叩きつけることで邪気や病魔を追い払い、健康や豊作などを願います。
この日は地区の住民などおよそ15人が参加し、長さ1.5メートルほどの綱を1本につなぎ合わせ、「念仏綱」を作り上げました。そして念仏や太鼓、鐘の音に合わせて車座になり、綱を床に叩きつけたり首に巻きつけたりしていました。
参加した中学1年生は、『3歳ぐらいから参加している。勉強がうまくいくようにお願いした。地域の人とかかわることが楽しいから参加している』と話しました。
坂本地区の代表、長堀麗仁さんは、『このくらいの規模で、少し小さくなるかもしれないが、協力しながら継続していくことが大切だと思う』と語りました。
使い終わった綱は、参加者が家に持ち帰り、魔よけとして飾るということです。




