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葉物野菜高騰 県内のスーパーや飲食店も対応苦慮 関東の長雨と日照不足の影響
家計に打撃を与え続ける「物価高」。現在はある食材に影響が及んでいます。
「いただきます。衣サクサク、肉はジューシー。食べ応え抜群のとんかつ。そこには欠かせないキャベツが価格高騰の波が押し寄せています」
農林水産省が発表している東京の市場で取り引きされるキャベツの卸売価格の推移を見てみると、8月に1度、1キロ150円台まで上昇したものの9月上旬には下落。
しかし産地である関東地方の長雨と日照不足の影響で生産量が減り価格は9月末から再び上昇。
10月10日現在、1キロ204円となっています。このほか、レタスやハクサイなど「葉物野菜」の価格が高値が止まりません。
県内に8店舗を展開するとんかつ店「とんかつ とん八」。
創業当時からごはん、キャベツ、みそ汁のおかわり自由のサービスが続いていてキャベツは1か月で最大8トンもの量が使われているといいます。
【とんかつとん八 阿部卓也常務】
「市場から買うと価格がすごい高いので、流通量も少なくて、購入するのが困難な状況。供給が足りなくなると困るので契約農家に、専属で作ってもらうようにしている」
これまで「とん八」では5月から10月までは福島の農家から、12月から4月は愛知のJAからキャベツを仕入れ、10月から12月の間は直接、市場に行き購入していました。
しかし26年からはこの時期に河北町の農家との契約が成立し年間を通してキャベツを仕入れるルートを確保しました。
【とんかつとん八 阿部卓也常務】
「(もしこの時期に農家と契約できていなかったら?)(市場で)キャベツを3倍、4倍の値段で購入しないといけなかったので経営的にはかなり苦しかったのでは」
「経営努力で何とかしのいできたので、お腹いっぱい食べてもらいたいという意味でおかわり自由のサービスは続けていく予定」
独自の経営努力で難局を乗り越える飲食店もある一方で消費者の家計に直接的に影響する県内のスーパーでは不安の声が聞かれました。
【フードセンターたかき交り江店 村上兵太郎店長】
「相場が高いのはあるが高値のものが来月下がれば良いが今の状況が見込めない。不安はある」
葉物野菜を見るとキャベツは1玉およそ500円、レタスは400円ほどと平年の倍以上の値段に。消費者たちも困惑しています。
「高い。キャベツなんかすごい。本来200円くらいで買えるのが500円くらいでしょ。びっくり。モヤシとかニンジンを買っている」
「10家族が寄れば10家族の様があるから高い安いは人それぞれ。自分は高ければ買わない」
消費者が買うモノにも影響が出る中でこんな現象も起きているといいます。
「特にキャベツ・レタスに関しては『加工品』が有効。年間通しての安定供給、加工もするので割高にはなっているが今の相場の価格帯からすると割安に感じる」
また、関東産ではキャベツと同等の値段となっていたハクサイは県産の物を仕入れることで価格を抑えて販売するなど対策を講じています。
「本当に心苦しいところはあるが、値上げや入荷が少ない状況に弱気にならないで前向きにやっていきたい」
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