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農作物の盗難被害防止へ “空から光る目” 果樹園でドローンによる盗難防止パトロール

大切に育てた農作物を守るため、最新技術を活用します。

天童市の果樹園で、ドローンを使った盗難防止パトロールの実証実験が行われました。

天童市の「ドローンプラス」では、土木建築分野での測量など、官民問わず、ドローンを活用した業務を請け負っています。

【ドローンプラス 森谷智之社長】
「無駄なところに人を割かずに必要なところにだけ人を配置して運用できるところにメリットを感じる」

ドローンのメリットを農業分野に生かそうと連携したのが、天童市の王将果樹園。

サクランボを高温から守る対策として、ハウスに遮光剤を吹きかけるなど、これまでもドローンの活用を進めて来ましたが、今回新たに試験運用するのが、盗難防止パトロールです。

【王将果樹園 矢萩洋美社長】
「夜間に例えばサクランボが盗られることがある。人は減っていて農業が大変なので夜の見回り作業だけでも機械にしてもらえればありがたい」

実証実験で使われるドローンドックと呼ばれるシステムでは、時間と飛行ルートを事前に設定するとドローンが自動で離陸し、夜間には赤外線カメラで園地を見回ります。

県警によりますと、去年のサクランボ盗難は、被害の量、金額ともに過去10年で最悪となりました。

これまでの盗難防止では、人による見回りや防犯カメラの設置などが主な対策でしたが、人手不足や、広範囲をカバー出来ないことが課題でした。

ドローンドックを地域や団体単位で導入することで、盗難防止対策の効率化と省力化が期待されます。

【王将果樹園 矢萩洋美社長】
「恐らく農作物の盗難で困っているのは、うちでけでなく地域的な問題、自治体的な問題が大きいと思う。その心配を一つでも取り除くことができれば、この機械は役に立つと思う」

【ドローンプラス 森谷智之社長】
「こういったドローンが今普通に手に入る状態。我々としてはこういった機会をいっぱい設けて、皆さんに見ていただけたらと思う」

今回の実証実験を踏まえて、今後は地域単位での導入などを模索していくということです。