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オリジナルメニュー 調理科の生徒が腕競う
山形学院高校調理科の生徒による料理コンテストが開かれました。
「制限時間は1時間です。みなさん手際よく作業を進めています。1時間後にはどんな料理が誕生するのでしょうか。」
事前の審査で選ばれた各学年10人だけが出場することができる料理コンテスト。
できるだけ県産の食材を使ったオリジナルメニューで腕を競います。
競い合うことで調理の技術を向上させることが狙いの一つです。
生徒たちは日頃の学習を生かし、様々なアイデアを料理にちりばめていきます。
「ワンちゃんがまるで飛び出しているかのようなお弁当。立体感もあり、フワフワ感もあります。可愛らしいですね。」
1年生のテーマは「こどものための愛情弁当」。
こちらの生徒のお弁当には自家製の野菜が使われています。
「家でおじいちゃんが作っているオクラを使用している。最初はすごく不安だったけど、やっているうちに自信がついて、楽しく調理ができた。」
2年生のテーマは「肉料理」です。
こちらの生徒は鶏肉にチョコレートのソースをかけ、斬新なアイデアが光ります。
「2年間調理の授業とかSNSとか色々なもので集めた情報とかをどれだけ技術として出せるかですかね。ちょっと失敗しちゃったんですよね・・・皮がパリッといかなくて。60点ぐらいですかね。」
3年生は「魚介料理」がテーマです。
3年生の浅野さんは毎年出場していて、1年生の時には最優秀賞に選ばれています。
「海といえばどういうものかを想像して、貝殻を使用したら可愛くできるのではないかなと考えた。(きょうの自身の出来としては?)できれば120いきたいですけど(笑)。」
調理時間も終わりが近づいき、厨房も慌ただしくなります。
「残り10分を切りました。ラストスパートです。みなさんスピードが上がります。」
「5秒前です。時間オーバーですが、最後まで盛りつけて提出行きましょう。」
完成した料理は、献立の内容や盛り付け・アイデアなど6つの項目で審査されます。
審査の結果は10月1日に発表され、各学年上位3人が表彰されるということです。