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山形新幹線 新型車両故障に伴うトラブルから1週間

山形新幹線の新型車両の故障に伴うトラブルから1週間が経過しました。

6月24日も上下線30本が全区間または一部の区間で運休となり、影響が長期化しています。

6月17日の午前11時半ごろ、試運転中だった新型「E8系車両」が宇都宮駅と那須塩原駅の間で走行ができなくなる故障が発生しました。

その後、調査を行ったJRは、今回不具合があった列車のほかにも同じような故障が3件確認されたと発表しています。

いずれも車両に電気を送る装置が故障していたとみられ、原因が判明するまでE8系の単独運転を取りやめる異例の事態となりました。

「故障トラブルから1週間が経ちました。きょうも上下線合わせて30本で運休または区間運休となっていて、影響が続いています。」

つばさの直通運転が「新庄ー東京間」の上下線1本ずつになるなどダイヤの乱れが長期化し、仕事の面で影響を受けた利用者もいました。

「高校生の採用活動をしているので、学校を回らなくてはいけない。アポ取って時間が決まっているのでそれで時間が狂っちゃうと学校の先生に『もうだめです。次のお客さん来ています。』と言われ困りました。」

JRは27日以降の運転計画について、6月24日中にも発表する予定で、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。