山形県河北町ではハウス栽培のベニバナが見頃を迎え、鮮やかな色彩が訪れる人たちを楽しませています。

「満開のベニバナがズラリと並んでいます。天候に左右されることのないガラスハウスでのベニバナを楽しむことができるのは、県内でここだけです。」

河北町の紅花資料館にあるガラスハウスでは、およそ1800本の「最上紅花」が栽培されています。

ハウス内では咲き進むにつれて花が黄色からオレンジ色に移り変わる様子を間近で見ることができます。

ハウス栽培のベニバナは、露地物よりも1カ月早く咲き始め、今まさに見頃を迎えます。

「河北紅花会」のメンバー14人で管理するここ紅花資料館のガラスハウスでは、1年のうち6月と10月の2回、満開のベニバナを楽しむことができます。

中には、少し不思議な形をしたベニバナもありました。

こちらは複数のベニバナが重なり1つの大きな花のようになっています。

色や形などそれぞれの違いを探してみるのも楽しみ方の1つです。

「露地物と比べて雨に当たらないから綺麗に見えるので、ぜひ紅花資料館にお越しいただき、早咲きの紅花を見ていただければ大変ありがたい。」

ガラスハウスのベニバナは、今週末まで楽しめるということです。