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吉村知事 副知事2人にする条例改正案 必要性強調
6月12日に開会する県議会6月定例会に提出される副知事を1人から2人にする条例改正案について、吉村知事は「県政を前に進めるため」と必要性を強調しました。
「社会情勢の変化に伴う様々な行政課題に的確に対応していくため、副知事を2人体制とし知事を補佐する体制を強化する必要がある。」
吉村知事は2009年の知事選で歳出削減などを理由に副知事2人制の廃止を公約に掲げ、初当選しました。
しかし、人口減少や災害の激甚化など社会情勢の変化に対応するため、副知事を2人とする条例改正案を、6月12日に開会する県議会6月定例会に提出する方針です。
現在、東日本で副知事が1人の自治体は山形だけとなっていて、こうした状況も踏まえて判断したということです。
「県政を前に進めていく、そのことが持続可能で明るい山形県の未来をつくっていく上で必要だと判断した。」
関係者によりますと、副知事の人選は中央官庁からの起用を念頭に進めるとしていますが、吉村知事は「条例改正案が可決されてから検討する」と述べるにとどめました。
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