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ガソリン価格 大幅値下がり 定額制補助金効果

ガソリン価格の高騰を食い止める政府の新たな補助金措置が5月22日に始まりました。

県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は今週も値下がりし、県民も今後の期待を口にしています。

3年前から政府のガソリン価格への補助金制度が導入されましたが、高値に歯止めがかからず、県内ではレギュラーガソリンの平均小売価格が一時、193.5円と過去最高値を記録しました。

そこで政府は補助金の仕組みを変更。これまでは価格を一定の水準に揃えるため週ごとに補助金の額を変えていましたが、先週からは支給額を固定する「定額制」に変更しました。1リットルあたり最大で10円の補助金の支給が始まり、先週は7.4円の補助となりました。

そして、きょう発表された県内最新のレギュラーガソリンの平均小売価格は181円で、前の週から4.4円値下がりしました。

また、ハイオクも4.7円値下がりし191.8円、軽油は163.8円で前の週から4.4円の値下がりです。

【斉藤アナウンサー】
「条件を満たすとガソリン価格が安くなるという山形市のガソリンスタンド。レギュラーガソリンの価格は155円。我々消費者にとって夢の150円台に突入です」

こちらのガソリンスタンドでは、プリペイドカードでの給油が最も安くなりますが、現金やクレジットカードでの支払いでもレギュラーガソリンは167円。

先週からの1週間でおよそ7円値下がりしました。久々の安値に多くの人が給油に訪れます。

【インタビュー】
「こまめに走行するので大変助かる」「少ししか給油していないが、安くなれば量も多くなるのでいいと思う」「主婦の立場としては少しでも安いところで給油したいので、わざわざここまで来て給油する。かなり大きい。帰りにケーキでも買って帰ろうか、くらいの。コメの価格も上がっているので、できればガソリン価格はもう少し下がってほしい。必需品なので」

石油情報センターによりますと、「あす以降、政府からの補助金がさらに増えるため、今後3週間ほどは価格が下がっていく」と予想しています。