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先生は高校生 山形中央高と山形第6小が連携授業
山形市で高校生と小学生が交流する授業が行われ、若きアスリートが極意を伝授しました。
子どもたちがグラウンドを元気に走る体育の授業。
いつもとは少し違う光景が広がっていました。
「肘をしっかり固定して大きく振る。ももがしっかり高く上がって動いている。これが良いポイント」
教える「先生」は高校生です。
この授業は校舎がすぐ近くにある山形中央高校と山形市立第六小学校が2015年から行っていて、全国大会出場経験もある陸上部の生徒たちが6年生に短距離走や走り高跳びなど4つの種目の極意を伝授。
【高校生】「1つ目が、助走は45度から直線的に。2つ目が踏み切る足はマットに平行。3つ目が上げる足を胸に近づける。」「高さも出ていて『はさみ』も出来ていたので良かったが、助走をもう少し直線的に入るともっと跳べると思う」「どうやったら小学生に教えられるかを考えて良い機会になったし、自分の競技にも生かせて良い経験になった」「山形六小はとても近くて元気な声が聞こえてくるので、実際に会って教えてみてすごく明るい子たちで楽しかった」
現役アスリートからの手ほどきは、子どもたちにとっても貴重な経験になったようです。
【児童】「前よりも跳べて良かった。もっと跳んでいる人がいるのでそれを越えたい」「優しく教えてくれたからもっとできそうだと思った。陸上記録会の選手に選ばれたので、教わったことを意識して出来たら。」
この授業はあすも行われます。
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