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昔ながらの衣装で田植えに挑戦 酒田市の小学生

酒田市では児童たちが「昔ながらの衣装」で田植えに挑戦しました。

この田植え体験は、酒田市の南平田小学校が児童たちに食への感謝の気持ちを持ってもらおうと、30年以上前から行っている伝統行事です。

きょう(5月19日)は5年生31人が参加。

男子は「すげ笠」をかぶり、女子は「はんこたんな」にもんぺ姿という、昔ながらの衣装で田植えに挑戦しました。

この「はんこたんな」は、庄内地方に伝わる農作業用の黒い布で、頭に巻くことで目に汗が入らないようにする汗止めや、日よけの効果があるとされています。

児童たちは地元の農家の手ほどきのもと、泥まみれになりながらおよそ5アールの田んぼに「つや姫」の苗を植えていきました。

【インタビュー】
「みんなで笑いながらできて楽しかった。(はんこたんなの効果で)全然まぶしくなかった。」「毎年田植えをしている農家の大変さが分かった。」「楽しい思い出になった。おいしく食べたい。」

10月には、児童たちによる稲刈りも予定されていて、収穫したコメは親子行事で「おにぎり」などにして振舞われるということです。