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少女の遺体発見時、近くに練炭があった 誘拐事件
県内に住む未成年の少女を誘拐した疑いで、福島市の男が逮捕された事件。
少女が遺体で発見された際、近くに練炭があったことが新たに分かりました。
【佐藤将光記者】
「少女はこの家の敷地内で見つかったとされていますが、周囲には人通りもなく草木に覆われています。」
福島市の無職、岸波弘樹容疑者は、県内に住む少女が未成年であることを知りながら、去年9月2日午前、自身が運転する車で連れ去った疑いが持たれています。
家の所有者などによりますと、少女は、去年9月23日に上山市下生居の敷地内で死亡した状態で発見されたということです。
【佐藤将光記者】
「周りは草が生えていますがこの部分だけ枯れてしまっています。」
家の所有者が現場に向かった際、いつも見かけないものがあったと話します。
【インタビュー】
「二人用だか一人用だか分からないけどテントが張ってあった。(一緒にいた)息子がクラクションを鳴らしたが誰も出てこなかったので、息子が開けてみたらすごい臭いがして逃げてきた。」
テントの中からは練炭と少女の遺体が発見されたということです。
岸波容疑者は、これまでにも未成年者誘拐や自殺ほう助などの疑いで福島県警に3度逮捕され、いずれも起訴されています。
警察は少女の死亡について何らかの事情を知っているとみて捜査を進めています。