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観光ワラビ園がオープン 山形県南陽市
南陽市の観光ワラビ園がオープンし、さっそく多くの観光客で賑わいました。
【望月雅人アナウンサー】「今、開園しました。みなさん、目の前のワラビを採りながらドンドンと進んでいきます。もの凄い勢いです、綺麗な列を作ってひたすら下を向いてワラビをドンドンと摘んでいきます。」
南陽市の荻観光わらび園には15ヘクタールの高原にワラビが自生していて、開園初日のきょうは県内外から170人以上の観光客が訪れました。
【望月雅人アナウンサー】「今日は天気にも恵まれ眼下には青々とした山々が広がっています。大絶景なんですが皆さん全く気にしていません。見ているのは目の前のワラビだけです。」
標高720メートルの景色には目もくれず黙々と山菜取りを進めていく観光客たち。持参した袋やカゴはあっという間にワラビでいっぱいです。
【インタビュー】「東京から(来た)。1時間経ったらもう無いという話を聞いたので、朝、道の駅に泊まってすぐに来て並んだ。車に鍋とガスコンロを積んでいるので、どこかで灰汁抜きをする。」「時間を忘れて必死になって採っている。(目標は)この3倍くらい、頑張って採る。」「めげないで頑張って採る。」
【荻生産森林組合 加藤太嘉司 組合長】
「やはりこの園の一番の売りは周りの風景。斜面もなだらかだし採りやすい場所なので十分に風景を眺めながら(ワラビ採りを)楽しんでいただきたい。」
また、ことしはコロナ禍以降はじめてワラビ汁が振る舞われ、観光客たちは新鮮な山形の山菜の味に舌鼓を打っていました。
【インタビュー】「うまい。いつも20キロぐらい採っていくけれど、あまりいっぱい採ると母ちゃんにごしゃがれるから。」「20キロ近く採った。(結局採ったんですね。)毎年(ワラビを)楽しみにしているから来る。行くなと言われるけど、ワハハ。」
荻観光ワラビ園は6月22日まで開園しています。(毎週水曜・日曜のみ)