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県内地銀3月期決算 きらやか銀行「減収増益」
県内地銀の3月期決算が発表されました。
きらやか銀行は「減収増益」で、2期連続の赤字決算からの黒字回復となりました。
きらやか銀行によりますと、一般企業の売上高にあたる経常収益は、2024年より「1億8800万円」少ない「170億8300万円」。
最終的な利益にあたる当期純利益は「249億2800万円」多い「5億円」で減収増益となりました。
2期連続の赤字決算から、脱却となります。
主な要因として、企業の倒産などに備える与信関係費用が当初の予想より抑えられたことや、経費の大幅な減少などをあげています。
【きらやか銀行 西塚英樹頭取】
「まずは最低限の課題をクリアしたというのが率直なところ。」
きらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスは、前期の業績悪化を受け国が保有する優先株や普通株に配当ができない状態となり、議決権の63%を保有した国の管理下となっていました。
じもとホールディングスは、今回の決算を踏まえ配当を再開する「復配」の方針を明らかにしています。
【きらやか銀行 西塚英樹頭取】
「信用回復が最優先であると考えてますのでそういった意味で復配という選択肢を選んだ。」
きらやか銀行は、2025年3月期についても、5億円の黒字を見込んでいます。
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