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「ミヤマカスミザクラ」が見頃 山形市野草園

最初は少し遅めのサクラの話題です。

山形市野草園で、世界に一つだけとされる「ミヤマカスミザクラ」が見頃を迎えています。

標高およそ550メートルで咲き誇るミヤマカスミザクラ。

2004年、当時の職員が園内に自生していたものを発見し、その後世界に一つだけのサクラと認定されました。

ミヤマザクラとカスミザクラが自然交配したこのサクラは、それぞれの特徴を受け継いでいます。

【山形市野草園 五十嵐博朗総括主幹】
「花びらの先が二つに割けているところがカスミザクラの特徴。また葉っぱと花がだいたい同時に開くというのも特徴を受け継いでいると言われている。」

今年は去年より1週間ほど遅い5月4日に開花。今がまさに見ごろで、5月10日にも満開を迎えそうです。

初夏の陽気の中、貴重なサクラを目当てに多くの人が訪れていました。

【インタビュー】
「珍しいやっぱり」「世界に一つということで素晴らしい」「他のところは(サクラが)もう終わっているので、またこういったところで見られるのはいい」「(ミヤマカスミザクラは)ちょっと淡い感じ。人によっては白より色がついている方がいいという人もいるけど、好きですね、私は」