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一等米比率向上・新品種導入を目指す
質のよいコメ作りに向け高温に強い生産体制などを議論する総会が山形市で開かれ、一等米比率の向上や新品種の導入を目指すことなどを確認しました。
1991年度から32年にわたって続けられ、12期目を迎えている「米作り運動」。
現在は、2023年の猛暑で低下した一等米比率の回復と品質の向上を目指し、高温に負けない生産体制づくりなどを進めてきました。
【県農林水産部 高橋和博部長】
「(昨年度)一等米比率が92.4%と復活を果たした。コメの食味ランキングはつや姫、雪若丸は特A評価を獲得している。」
総会には各総合支庁やJAグループなども出席し、今年度の取り組みや目標などを確認しました。
【県農林水産部 県産米戦略推進課 中川文彦課長】
「気候変動に対応するため高温体制品種の現地実証、こちらを拡大していきながら新品種導入について進めていきたい。」
そのほか、高温・少雨マニュアルを活用した技術対策の普及や食味ランキングで「はえぬき」の特A評価の獲得を目指すことを掲げました。
【県農林水産部 県産米戦略推進課 中川文彦課長】
「山形のお米は全国一品質よくおいしいお米。全国のみなさんにおいしいお米を食べていただくようにことし1年、生産者のみなさんと暑い夏を乗り越えていきたい。」
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