YTS NEWS
News
じもとホールディングス株主配当を復活させる方針
きらやか銀行を傘下に持つじもとホールディングスが、2025年3月期末の株主配当を復活させる方針であることが分かりました。
これにより、現在の国有化の状態は解消されることになります。じもとホールディングスは、公的資金の申請に伴い、国に対して優先株式を発行していて、配当がない無配となった場合には、国に議決権が生じることになっていました。
しかし、2024年3月期には過去最大となる234億円の赤字を計上。これを受けて配当を見送ったため、株式全体の63%を保有する国が議決権を得て、事実上、国の管理下に置かれています。
じもとホールディングスでは、去年の経営強化計画の中で配当計画を示していて、これに基づき、2025年3月期末の配当を復活させる方針だということです。
これにより、事実上の国有化が解消されることになります。今後、6月に予定されている株主総会で承認が得られれば、正式に決定する見込みです。