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中学生が宇宙飛行士との交信に挑む 米沢市
米沢市の中学生が先週末、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士との無線交信に挑みました。
3月で閉校を迎える米沢市立第五中学校。その屋上に設置されたのは、3メートルを超えるアンテナタワー。
ISS国際宇宙ステーションとアマチュア無線で結ぶためのものです。
先週金曜日、生徒たちが挑戦したのは宇宙飛行士と交信する「スクールコンタクト」。
子どもたちに宇宙への関心を高めてもらおうとNASAアメリカ航空宇宙局が行う教育プログラムの一つで、閉校記念事業として応募し実現しました。
【米沢スクールコンタクト実行委員会、玉橋博幸代表】「宇宙飛行士と直に交信なんて普通出来ない。それが実現すると思い出に残るじゃないですか。そして、五中の最後の校舎の最後の日にできたとなれば思い出に残るでしょ」
この日、生徒15人が教室に集まり、緊張した面持ちで準備してきた英語での質問を練習するなどしてその時を待ちました。
交信ができるのはISSが米沢市の上空を通るおよそ10分間。
「3、2、1、さあそれでは交信を開始します」
呼びかけに対しISS側からの応答はあったものの、原因不明のシステムトラブルが発生。交信することはできませんでした。
【インタビュー】「何回も練習してきたので悲しい気持ちもあるがすごくいい経験になった」「この挑戦を通して今後に生かせることもあるので結果的に良いものになったと思っている」
【米沢スクールコンタクト実行委員会、玉橋博幸代表】「これで終わると悔いが残るので何とかリベンジしたい」
実行委員会では再チャレンジができるようNASAなどと調整を進めているということです。
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