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寒河江駅で誰でも自由に本借りられる取り組み始まる

図書館での役割を終えた本を活用しようと、JR寒河江駅で誰でも自由に本を借りることができる『えきほん』という取り組みが始まりました。

寒河江市立図書館が設置したこのスペース。通勤や通学など、駅を利用する人が自由に本を楽しめるようにと「えきほん」と名付けられました。
本棚には、図書館で貸し出さなくなった本およそ140冊が並べられていて、誰でも手続きなしで最長2週間まで借りることができます。取り組み初日のきょう、最初の利用者となった地元の子どもたちは、目を輝かせながらお目当ての本を選んでいました。

【子どもインタビュー】
「(本を選んでみてどう?)おもしろい」
「(どんな本?)なんかキラキラの本」
「キラキラ。なんかおもしろそうみたいな」

【寒河江市立図書館 石垣伸介 館長】
「どんなに古い本であっても、初めて読む人にとっては新しい出会いになる。本を手に取っている時のワクワクしたような表情とか、ああいうのがとても貴重で大事だと思う」