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地上からの確認が難しい不法投棄 ヘリでパトロール

 地上からの確認が難しい不法投棄の現状を把握しようとヘリコプターによるパトロールが行われました。

 不法投棄を防止し環境にやさしいまちづくりにつなげようと県などが行ったこの取り組み。
 地上からの確認が難しい不法投棄の早期発見がねらいで年に2回行われています。

 県によりますと県内で確認された大規模な不法投棄は1999年度の156カ所をピークに減少傾向ですが、ポイ捨てなどの不法投棄は依然として複数の場所で確認されているということです。
 出発式では県の担当者が出発を宣言し、ヘリに乗り込みました。

「県の担当者を乗せたあちらのヘリはこのあとパトロールのため最上地区に向かいます。」

 6月5日は県消防防災ヘリ「もがみ」など3機が村山や最上、庄内地区をパトロールしました。

【県環境エネルギー部循環型社会推進課 安孫子恵子課長】
「家庭から出されたと思われるような廃タイヤ、家財道具、そのような不法投棄も見受けられる。(不法投棄を)しない・させないという意識を啓発して不法投棄はしないことをお願いしたい。」
 
 県によりますとパトロールの結果、いずれの地区も不法投棄は確認されなかったということです。
 県では10月にも置賜地区などでパトロールをする予定です。