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サクランボ収穫シーズン 作業中の事故防止呼びかけ

 サクランボの収穫シーズンに合わせ、農作業中の事故防止を呼びかけるキャンペーンが始まりました。

 出発式には、西村山地域の市と町の職員やJAの関係者などおよそ50人が参加しました。
 今年山形県内では農作業中の事故が10件発生しています。このうち8件がサクランボの作業中の事故で雨よけビニールを張る際など「脚立からの転落」が多いということです。

「担当者が広報車に乗り、これからサクランボ農家をまわって農作業中の事故防止を呼びかけます」
「作業の間に十分な休息をとりなるべく2人以上で作業を行うようにしましょう」

 そして県村山総合支庁やJAの職員などがサクランボ農家を巡回し、チラシを配って脚立の天板には不安定なため乗らないことや暑い日は熱中症対策を行うことなど注意を呼びかけました。
 
【フルーツサトー 田中岳弘専務】
「気持ちが焦っていたり疲れがあるときに(脚立から転落しそうで)はっとさせられることはあった。脚立にチェーンをかけるところがあるのでしっかりかけて高い所では危なくない姿勢をするよう気を付けている」

【西村山地区農業機械士会 今田勝昭会長】
「雨よけシートの作業は一段落したがそれで疲れているときに今度は収穫が始まるということではしごから転落しないよう心がけてもらえればと思っている」

 巡回は7月上旬までのサクランボシーズン中随時行うということです。