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自転車ヘルメット着用モデル校に 山形南高

2023年4月に努力義務となった自転車ヘルメットの着用について今年度新たに着用モデル校となった高校に指定書が交付されました。

県や県警は2023年度からヘルメット着用の推進に取り組む県立高校2校をモデル校として指定し、高校生に着用を呼びかけてきました。

 今年度は新たに3つの県立高校をモデル校に指定。そのうち今日は山形市の山形南高校で、指定書が交付されました。
全生徒の80%以上が通学に自転車を利用しているこの学校では、生徒会が中心となってヘルメット着用の推進に取り組んでいます。
5月29日の交付式では取り組みの一環として生徒たちがデザインしたオリジナルのヘルメットがお披露目されました。

県警によりますと2023年までの5年間県内で自転車乗車中の事故で死傷した高校生のうちヘルメットをかぶっていたのはわずか2%でした。

生徒会長はこのヘルメットにある願いを託します。

【県立山形南高校生徒会長3年 藤原康太さん】
「この南という文字でさらに他の高校にも宣伝して、その高校でもヘルメットを推進してもらえるようにしたい。死亡事故が絶対にゼロになるよう、山形全体が(ゼロに)なるようにがんばりたい」