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過去10年で最大規模の山林火災 生育状況を確認

 過去10年で最大規模の被害となった南陽市の山林火災で、5月29日県と市の担当者が初めて延焼した農地に入り生育状況などの調査を進めました。

 5月4日に南陽市宮内の秋葉山で発生した山林火災では、過去10年で最大規模となるおよそ137ヘクタールが焼けました。
 林野庁などの専門家は大雨による土砂流出の危険があることから、早期の復旧が重要だと指摘しています。

「県と市の担当者が山に入ります。延焼部分の農地を確認するのは初めてだということです。」

 29日は午前9時過ぎから担当者4人が生育状況や火事による被害などの調査を進めました。
 調査した範囲では農作物の一部に葉が焼けるなどの被害が確認されました。

「リンゴとラフランスの畑」
「葉っぱは葉焼けしているが何とか実はついたという感じただ変形したりしている」

 南陽市は引き続き農作物への被害を調べると同時に、景観の再生と土砂災害の防止に向けて国や県と連携した「秋葉山再生連絡会議」を設置する方針です。