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離島における大規模災害を想定した搬送訓練

 山形県酒田市飛島での停電を想定して酒田海上保安部と東北電力ネットワークが電力復旧に向けた訓練を実施しました。

 訓練に参加したのは東北電力ネットワークの社員と酒田海上保安部の合わせて40人です。
東北電力を含む3者は災害時の相互協力に関する協定を結んでいて電力の復旧に向け連携することになっています。
今回は離島・飛島で大地震が発生し停電が起きたとの想定で東北電力ネットワークの社員が酒田港から海上保安部の巡視艇「べにばな」に復旧用の資材の積み込む訓練を行いました。
資材は飛島で移動する際に使う電動キックボード、空からの被害状況把握に役立てるためのドローンです。

【東北電力ネットワーク酒田電力センター 舩山義之所長】
「関係者が連携をうまく出来るかが重要になる。実際に実地で訓練を行うことでお互いオペレーション上どのようなことがお互い出来るのか、出来ないのか確認すること」

【酒田海上保安部 相川武司海上保安部長】
「地域の安全と安心を守る。住民の生活を守る究極の目的は同じところにある。お互いの組織を知り必要な作業が円滑に進むようにこれからも訓練を続けていきたい」
 積み込みが終わると東北電力ネットワークの社員が飛島に向け出航していきました。