YTS NEWS

News

教員や施設の管理責任者がプールの安全講習会

6月から山形県内の学校で水泳の授業が始まるのを前に、教員などを対象にしたプールの安全講習会が開かれました。

「講習会には、県内の学校で水泳を教える教員やプール施設の管理責任者など61人が参加しています。」

参加者は、日本赤十字社県支部の指導員から、水中での浮き方や泳ぎ方など、服を着た状態で自身の身を守る方法を学びました。
こちらは、おぼれた人の救助方法。しっかりとアゴをつかんで気道を確保することが重要ということです。

県によりますと、県内で発生したプールに関する事故は、ここ10年で1件ですが、過去には死亡事故も起きています。
県はこの講習会を通してより一層の注意を呼びかけています。

【天童スイミングスクールインストラクター 秋葉玲那さん】
「子どもたちの水泳指導を担当している。自分にも娘がいる。これから水の事故が増えると思うので、いち早く救助できるようにしていきたい。」

【山形西高校保健体育教員 庄司泰造さん】
「勤務先で6月から水泳の授業が始まるので、水泳のおもしろさを伝えるためにも、水の怖さを伝えた上で良い授業をしたい。」

参加者は、このほかにも心肺蘇生法やAEDの使い方などの講習を受けました。