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ガラス瓶より環境にやさしい日本酒容器 酒蔵が導入

 日本酒の「東光」で知られる米沢市にある老舗造り酒屋がガラス瓶よりも環境にやさしいボックス型容器を使った日本酒の販売を始めました。

 こちらがきょうから販売が始まった「東光フレッシュSAKEサーバー」です。
 一升瓶およそ1.7本分に当たる3リットルの酒が密閉されたプラスチックのパウチに詰められています。家庭用の冷蔵庫などに入れ長い期間、紫外線や酸素による劣化を防ぐことができます。
 容器としてはガラス瓶のものと比べ環境への負担が少ないということです。販売するのは米沢市にある創業400年以上の造り酒屋小嶋総本店です。
 今回の商品開発は酒蔵の外での二酸化炭素の排出を減らしていく取り組みのひとつとして半年ほど前から進めてきました。

【小嶋総本店第24代蔵元 小嶋健市郎社長】
「ガラス容器は一回使ったら溶かしてまた次の容器になっているので毎回大きなエネルギーを使う。ビンじゃななくてもいい場面で別の選択肢があってもいいんじゃないかと思った。利用する方にとっても日本酒がより身近に楽しんでいただける方法になれば」

 販売は現在、オンラインストア限定で行われています。