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能登半島地震で断水続く石川県へ 山形市職員派遣

 能登半島地震で断水が続く石川県への復旧支援として、山形市の職員が現地へ派遣されました。

 能登半島地震の発生直後、石川県内では最大およそ11万戸で断水が確認されました。
 復旧作業が進み現在は8割以上で断水が解消したものの、3月5日現在、5つの市と町のおよそ1万8000戸で断水が続いています。

 こうした状況を受け、山形市は上下水道部の職員などをおよそ4700戸で断水が続く珠洲市に派遣します。
 7日は第一陣として派遣される12人の出発式が行われました。
 職員らは主に配水管の漏水調査や、その修繕を行うということです。

「被災地の方に一刻も早く安定した水道水を届けられるよう自分たちに与えられた任務を全うしたい。被災地で経験したものをしっかり持ち帰り山形市の今後の災害の対策に反映できれば」

 山形市では、6回に分けて合わせて68人を派遣し、およそ1カ月間復旧支援を行います。