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小児がん患者の支援でレモネードの売り上げを寄付

小児がん患者の支援に向け活動する高校生主体のボランティアサークルが山形大学医学部に支援金を贈りました。

「レモネードスタンド」と呼ばれるこの取り組み。小児がん患者の支援としてレモネードの売り上げを寄付する活動です。
 県内の高校生らで作るボランティアサークル「nicoこえ」が、小児がん患者への理解を深めてもらいたいと、2023年3月にプロジェクトを立ち上げ、活動してきました。
 2月14日はプロジェクトリーダーで東海大山形高校3年の平田寧々さんらが山形大学医学部を訪れ、イベントでレモネードを販売するなどして集まったおよそ103万円を三井哲夫小児科長に手渡しました。
 平田さん自身も小学3年生の時に小児がんを患い、その経験がこの活動のきっかけになったといいます。

【山形レモネードスタンドプロジェクト実行委員会プロジェクトリーダー 平田寧々さん】
「今現在も多くの子どもたちが小児がんと闘っています。そのような子どもたちが少しでも多くの時間を笑顔で過ごせるように願っている。この活動が来年・再来年と続いていけるように「nicoこえ」としても頑張っていく」

 贈られた支援金は小児がんの治療環境の整備や研究などにあてられるということです。