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白銀を紙に見立て「雪上揮毫」

 真っ白な雪を紙に見立てて書をしたためる「雪上揮毫」が米沢市で行われました。

 米沢市にある上杉伯爵邸の庭園でこのパフォーマンスを披露したのは、静岡県の書家の福田房仙さん(74)。縦10メートル、横15メートルの雪面の上に重さ4キロもある筆を走らせていきます。浮かび上がった文字は「進」。また、能登半島地震の被災者に向け、「あきらめない」など激励のメッセージもしたためました。

■福田房仙さん
「書き方や息遣いとかをライブみたいなことで記憶に残ってくれたら何かが伝わると思っている。清々しい気持ちです」。

 会場には書道愛好家ら約200人が詰めかけ、圧巻の雪上揮毫に見入っていました。