東北湯けむり紀行
Journey
最上町「瀬見温泉」

義経弁慶伝説が残る温泉地。源義経の子「亀若丸」の産湯を探していた武蔵坊弁慶がなぎなた「せみ王丸」で岩を一突きしてお湯が湧き出したといわれる。5軒の旅館が営業中。
2024年7月の豪雨で被災。近くの山が崩れ、ゆめみの宿観松館の敷地内に土砂が流入した。
【ゆめみの宿 観松館】
泉 質:ナトリウム・カルシウム-塩化物硫酸塩温泉
適応症:腰痛症、神経痛、五十肩ほか
アクセス 【電車】JR陸羽東線瀬見温泉駅から徒歩7分
【クルマ】東北中央自動車道新庄ICから国道47号経由で15分
東北自動車道古川ICから国道47号経由で1時間20分
TEL0233-42-2311
一般客室1泊2食付き/1万3,350円~(税込み)
七宝倶楽部1泊2食付き/2万4,240円~(税込み)
・江戸末期創業の老舗旅館。全58室と瀬見温泉最大規模の宿。
・7部屋だけの特別室「七宝倶楽部」は部屋ごとに趣の異なる露天風呂を導入。特別な料理でもてなす。
・2024年6月に大浴場をリニューアル。その翌月、豪雨災害で土砂が流入、大浴場と浄化槽が使えない状態に。従業員総出で復旧作業にあたり、ボランティアやクラウドファンディングなどの支援も得て、被災から3カ月半後の11月に営業再開。待ち望んでいた県内外のファンが足を運んでいる。