YTS NEWS
News
山形市本沢地区でデラウェアの出荷開始、安全祈願祭も
山形県内有数のブドウの産地、山形市本沢地区でデラウェアの出荷が始まり、安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭には生産者らおよそ40人が出席し、収穫・出荷作業の無事を祈願しました。
種のないブドウとして人気があるデラウェアは、朝晩の寒暖差がある環境が適していますが、山形市では先月の気温が観測史上最も高くなった影響などで着色が進まず、昨年より4日遅い初出荷となりました。
それでも糖度は出荷基準の18度を超えるなど味については問題なく、JAやまがたでは今年度、他の品種を含めて合わせて841トン、販売額7億6850万円の出荷を目標にしています。
【JAやまがた 広域ぶどう部会 佐藤吉之 部会長】
「種のないブドウで安心して食べられるので、デラウェアの消費をお願いしたい」
7月2日出荷されたデラウェアおよそ1トンは、主に関東の市場に向かいます。出荷は9月末まで続き、今月下旬に最盛期を迎えるということです。