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ゲームアプリで電柱を点検 山形市で実証実験

電柱の保守サポート事業を展開する企業が、ゲームアプリを利用して電柱を点検する実証実験を実施しています。

山形、秋田、青森の東北3県を対象とするこの実験は、アプリをダウンロードすれば誰でも参加が可能です。

対象となる電柱を指示された角度から複数枚撮影し、写真データを送るとポイント報酬がたまり、ギフト券などがもらえます。

電柱を管理するNTT-MEによると、電柱は老朽化により錆びると倒壊などの危険があるため、アプリの導入により電柱の異常の早期発見や点検の労働力軽減を目的としています。

アプリの対象となる県内の電柱はおよそ5万本にのぼりますが、実験開始の先月17日から昨日までに、2万1000本の写真データが送られているということです。

【NTT‐ME オンサイトオペレーションセンタ 矢島悠一 担当課長】
「(これまでは)どうしても現地に電柱がありそこへ行かなければいけない。移動の時間だけでも非常に多くかかっているし、今後も必ずかかること。市民も含めて点検に繋げていくこと、ある種、点検のボリュームを増やすことが非常に大事なこと。」

私もアプリのマップを頼りに電柱探しへ。

【望月アナウンサー】
「ありました。 対象の電柱です。 これがポイントになるんですね。さっそくやっていきますか。」「送信。 もう終わりました。 お手軽ですね!。ちょっとした散歩タイムがポイ活時間に変わりました。」

実証実験は6月22日まで行われます。