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ひき逃げ事件 被害者の思い

4月、山形県高畠町で発生した、ひき逃げ事件で、逮捕された男の身柄が山形地検米沢支部に送られました。

被害者の男性はYTSの取材に対し「なぜ救護してくれなかったのか直接聞いてみたい」と怒りを露わにしています。

送検されたのは、本籍福島県会津若松市で住居不定無職の石川康博容疑者(37)です。

石川容疑者は、4月5日、高畠町高畠の国道399号で軽トラックを運転中、米沢市の男性(18)が運転するバイクに追突。

男性に腰の骨を折る大けがをさせ現場から立ち去った疑いが持たれています。

石川容疑者は、軽トラックを乗り捨てて逃走していましたが、車の関係者などの話から石川容疑者が浮上。

5月20日、神奈川県内にいるところを発見し、逮捕しました。

警察は、捜査に支障をきたすとして認否を明らかにしていません。

警察では5月22日午前、石川容疑者の身柄を山形地検米沢支部に送り、逃走した理由などを詳しく調べる方針です。

容疑者の逮捕を受け、大けがをした18歳の男性会社員がYTSの取材に対し思いを語りました。

男性は「入院し、辛い思いをしている間も犯人は普通に生活していたかと思うと怒りが止まらないです。ただ、補償を受けられるかなど不安を感じていたので捕まったことはよかったです。容疑者に対してはなぜ救護してくれなかったのか直接聞いてみたい。」などとコメントしています。