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モーダルシフトを検討している企業向けの施設見学会
トラックなどによる貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船に切り替える「モーダルシフト」。
山形県酒田市ではこの「モーダルシフト」を検討している企業向けの施設見学会が行われました。
「JR貨物」が開いた見学会には、県内に事業所を置く、物流企業など7社13人が参加しました。
深刻な人材不足や、ドライバーの時間外労働が短くなるいわゆる「2024年問題」。
こうした中、近年物流の脱炭素化に向け、トラックなどによる輸送から、鉄道や船への切り替えを検討する企業が増えています。
参加者たちは、貨物駅の酒田港駅を訪れ、実際に使われているコンテナを見学。
担当者からモーダルシフトの優位性をはじめ、コンテナの種類や大きさ、特徴などの説明を受けていました。
「普段から(鉄道コンテナ輸送を)利用している。カーボンニュートラルに寄与し、物流量も維持できて、利用面では心強い。」
「環境に配慮した輸送を求めている企業は非常に多い。鉄道コンテナ輸送はこれからの輸送の形として、非常に活躍するものだと思う。」
「今まで、鉄道(コンテナ輸送)を利用していない企業も、見学会に参加してくれて、そういった方々に役立てば嬉しい。興味深く耳を傾けている姿を見て、かなり手応えを感じている。」
県もこの取り組みを推進していて、トラックから鉄道への「モーダルシフト」に対して、補助を行っています。
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