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修学旅行で東京の中学生が山形のフルーツ栽培を体験

修学旅行で東京からやってきた中学生が山形のフルーツ栽培を体験しました。

続々とバスから降りてくる若者たち。

その数、123人。

彼らは東大合格者も多い東京の名門校筑波大学付属駒場中学校の3年生です。

地域の研究を行う修学旅行の一環で天童市の王将果樹園へとやってきました。

「中学生の皆さん、大きなラフランスの実を実らせるために必要な『摘果』作業に臨んでいます。はさみを使って黙々と集中して作業している。」

この取り組みは、県内への修学旅行の誘客を促進する団体が企画し今回が初の受け入れです。

生徒たちはほぼ初めてだという農作業に励みました。

「生い茂っていて難しいところもあるがやっていて楽しい。実が大きくなって出荷の時に良いラフランスになってくれれば。」

「結構快感というか、楽しい。どうやって食文化を守っていくかを4日間で学んで今後に生かしていきたい。」

中には「秀才ならでは?」の方法で作業を行う人も。

「(今まで見てきた農作業にはない光景だが?)多分上と下で同時にできているので効率2倍だと思います。」

「日本の農作業に新たな時代を切り拓きたい。(時代来ると良いね)肩車の時代でお願いします。」

「農業の面白さとか体験をしていただいて、農業に興味を持ってもらって将来は農業関連の仕事をやってみたいなと思ってくれる若者がいたらうれしい。」

このあとサクランボ園地を見学したり農機具に触れたりした生徒たち。

23日まで県内各地で研究を重ねる予定です。