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鶴岡市の月山高原牧場で牛の放牧始まる

鶴岡市の月山高原牧場で今シーズンの牛の放牧が始まりました。

草原に放されたのは、庄内地方の畜産農家から預かった繁殖用黒毛和牛のメス79頭です。

広さおよそ100ヘクタールの月山高原牧場には、朝から次々とトラックに載せられて牛たちが到着し、体重などを測っていました。

放牧で動き回ることで骨格が鍛えられ、草をたくさん食べて大きく成長します。

そして、標高およそ350メートルの高原は涼しく、風の通りも良く、牛たちもリラックスして過ごすことができるということです。

【月山畜産振興公社 伊藤英喜 事務局長】
「(牛を預けた)農家が期待するように、(牛の)骨格作り、リフレッシュ効果、農家の労力の負担軽減。そういった相乗効果が得られる、1シーズンにしたい。」

去年は、平均で体重がおよそ70キロ増えたということです。今後も、7月まで牛を受け入れ、10月末まで放牧されます。