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写真家 土門拳のスナップショットを集めた企画展

山形県酒田市出身の写真家 土門拳のスナップショットを集めた企画展が酒田市で開かれています。

昭和を代表する酒田市出身の写真家 土門拳。

代表作「古寺巡礼」のように、寺院や仏像などを捉えた作品のイメージがありますが、瞬間的に目の前の状況を切り撮るスナップ写真の名手でもありました。

激動の昭和の街や人々を捉えた写真は、どれも力強く躍動感に溢れています。

【土門拳写真美術館 学芸員 田中耕太郎さん】
「土門拳は「こども写真」の名手として良く知られている。土門拳自身、小柄でずんぐりしていて、子どもたちにとっても親しみやすい雰囲気だったみたいです。子どもたちの遊びの中に溶け込んで、カメラを持たせて遊ばせたりとか、時にはお菓子をあげて仲良くなったりしながら子どもの良い表情とか、躍動感のある動きとか、そういったものを見事に撮った写真をたくさん残している。」

また、酒田を撮影した貴重な作品も紹介されています。

この企画展は、7月6日まで酒田市の「土門拳写真美術館」で開かれています。