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郵便局員が西川町で巡回活動 過疎地域を支援
西川町は過疎化が進む集落の維持・活性化に取り組んでもらおうと、町内の郵便局に「集落支援員」の業務を委嘱しました。
集落支援員を委嘱されたのは、西川町の4カ所の郵便局長です。
集落支援員は地域の実情に詳しい人材が集落の巡回や意見の集約などを行い、地域運営のサポートを行う国の制度。
地域にとって身近な郵便局にこうした業務を委託することによって、地域機能の維持や活性化につなげることが狙いで、全国初の取り組みです。
【菅野大志西川町長】「郵便局のいいところは地域から信頼されているというところ。もし行政に言いづらいことも何気ない話をいただいて、これを困りごととして解決できるように情報収集していきたい」
今後、町内4カ所の郵便局で月3回ずつ「ミニ対話会」を開き、地域住民の困りごとなどについて意見交換を行います。この対話会には町長も月1回程度参加するということです。
きょうは間沢郵便局で早速、町長と郵便局長が住民の声を聞いていました。
「(今まで)イノシシが出なかった。でも最近いっぱいいる。おっかない」
【インタビュー】「向き合って話すことはなかなかないので、こうやってちゃんと顔を見て話すのは大変良かった」
【間沢郵便局、荒木尚人局長】「(地域住民の)届かない小さい声をしっかり地域の郵便局長として拾い上げて、それを菅野町長の町政に生かしていただければありがたい」
集落支援員としての任期はあすから1年間です。
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