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除雪費への影響必至 居座る寒波 積雪増加に注意
立て続けの寒波による大雪の影響で、県内各地で平年越えの積雪となり、各自治体の除雪費も大幅に増えると見込まれています。
日本付近は冬型の気圧配置となり、上空には強い寒気が流れ込んでいます。
この影響で県内の山沿いを中心に雪が降っているところが多く、2月20日午後5時現在の積雪は、西川町大井沢で307センチ、米沢で124センチ、新庄で106センチ、山形で27センチなどとなっています。
今月に入ってからの大雪の影響で、各自治体の除雪費の負担が増えています。
米沢市では今年度の除雪費がおよそ20億3千万円となる見込みで、これは過去最大となります。昨年度はおよそ6億3千万円でした。
山形市は昨年度を2億円上回るおよそ7億円を見込んでいます。新庄市は今年度、およそ4億7千万円を見込んでいて、昨年度はおよそ3億円だったため1.5倍以上の増額が予想されます。
平年に比べ1メートル近く積雪が多くなっている西川町は、昨年度の3倍、過去最大となるおよそ2億2千万円を見込んでいます。
2月21日も冬型の気圧配置が続くため、雪が降るところが多く、ふぶくところや雷を伴うところもある見込みです。
引き続き、なだれや除雪作業中の事故、交通への影響などに注意が必要です。
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