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山寺で車いす介助の研修ツアー バリアフリー観光の課題と可能性を探る
今年はアメリカのメディアで紹介されたこともあり、観光面で山形県が注目されています。
こうしたなか、身体が不自由な人の観光をサポートするボランティアの研修ツアーが山寺で行われました。
この取り組みは、障害者や高齢者の観光をサポートする「観光介助ボランティア」の育成を目的に、県観光物産協会と「山形バリアフリー観光ツアーセンター」が行っています。
「持ち上げる際にも後ろの方に声かけていただいて」
山寺での体験ツアーには5人の研修生が参加し、2人の障がいのある人と一緒に土産物店が並ぶ一帯を散策。健常者には気が付くことが難しい障害物を確認していきました。
【レポート】
「こちらのトイレの前、私たちにはなんてことない段差ですが車いすにとっては大きな障がいになります」
中には道具を使った工夫もありました。牽引式の車いすは、前輪が小さいと砂利道や雪道での使用が困難になりますが、人力車のように前輪を持ち上げて引くことで問題を解消できます。また、2人がかりであればそれほど力を必要とせずに階段を登ることができます。
モニターとして参加した人は、「ガイドさんがいらっしゃることと、車いすを介助していただけるのでとても安心して楽しめるなと思った。(道の)アップダウンがあるので車いすのサポートをしていただいてすごく安心できます。またゆっくり来てみたいです」と話しました。
研修生からは、「介護とかしてるので旅行とかちょっとした外出とかにそういった経験活かせればなと思っています」「障がいは色々あるし、観光に私たちが何をお手伝いできるのか、何が足りないのかというのを色々学んで発見できたらいいなと思う」といった声が聞かれました。
協会も県内観光地のさらなるバリアフリー促進を望んでいます。
県観光物産協会の安孫子義浩専務理事は、「障がい者の方や高齢者の方は色々バリアがあって中々旅行ができない。山形が障がい者や高齢者にも優しい観光地になるようにエリアを広げていければと思っている」と述べました。
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