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冬山遭難の救助技術を鍛錬

雪解けが進み、積雪の多い地域では落雪などの危険が高まっています。こうした中、冬山での遭難に備える救助訓練が行われました。

上山市の蔵王坊平高原で行われた訓練には、県警の山岳救助隊や消防などおよそ60人が参加しました。

訓練は雪崩に巻き込まれたとの想定で行われ、参加者は『切り替え良し!捜索開始!』の合図で行動を開始しました。雪に埋まった遭難者を見つける鍵となるのが、ビーコンと呼ばれる小型の無線機です。遭難者がビーコンを所持しているとそこから電波が発信され、捜索隊がこれを使って捜索を行います。

県警によりますと、去年までの5年間で1月から3月までに発生した山岳遭難は38件でした。多くはスキー場などの観光地で、山頂付近の悪天候の際に道に迷ったものと見られています。

今年に入ってからの遭難は1件ですが、今月11日には米沢市の西吾妻山に登った男性が亡くなっています。

県警の担当者は「登山やバックカントリーで入山される方には、十分な装備品や服装を準備していただき、こまめな天候のチェックを励行していただきたい」と呼びかけています。

また、万が一遭難した場合は、早めに知らせることが大切だといいます。「まず遭難した場合は無理をしない事が一番。体力を失ってから低体温で体が動かなくなった後だと要請もできないので、早めの救助要請をしてもらいたいと思う」と話しています。