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西川町の料亭で貴重な時代雛を公開
女の子の健やかな成長と幸せを願う「ひなまつり」。これに合わせ、西川町の料亭「玉貴」では、貴重な時代雛の展示が行われています。
店内では、一足早く春を感じてほしいと、毎年この時期におよそ400体の雛人形が一般公開されています。入口には高さ1.8メートルの大きな等身大の時代雛が飾られ、来店客の幸せを願っているということです。
展示品の中には、手が長く能面のような面長の顔が特徴の「享保雛」があります。これは江戸時代中期に流行したもので、装束に金糸が使われた豪華な雛人形です。
また、1700年頃に作られたとされる「次郎左衛門雛」は、鉤鼻で丸い顔が特徴です。男雛の衣装は黒が一般的ですが、ここでは紅花染めの衣装をまとっており、県内で見られるのは唯一で、全国的にも珍しいとされています。ほかにも、古今雛や有職雛など、様々な雛人形を楽しむことができます。
玉貴の阿部清美若女将は、「300年以上前から山形の人たちに大切にされてきたお雛様が一堂に会しているので、見て、温かい気持ちになっていただきたい」と話しています。
さらに、ひなまつりに合わせた「ひな膳料理」の提供も行われています。県産の旬の食材が使われているほか、ひなまつりに合った器を用いるなど、こだわりが詰まった御膳です。庄内浜で獲れたフグの唐揚げなど、春を感じさせる工夫が凝らされた料理を味わうことができます。
このひな飾りの展示とひな膳料理の提供は、4月中旬まで行われます。




