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囲炉裏の煙で害虫駆除 多層民家で「いぶり出し」

鶴岡市の多層民家で、囲炉裏から出る煙で屋根に潜む害虫を駆除する伝統的な手法「いぶり出し」が行われています。

「いぶり出し」が行われているのは、鶴岡市の致道博物館にある国指定重要文化財の多層民家「旧渋谷家」で、今月中旬から始まっています。

この日は、博物館から委託を受けた女性2人が囲炉裏を囲み、タケやスギの枝を燃やして室内に煙を充満させていました。

「いぶり出し」による煙や「すす」は、かやぶき屋根に潜む害虫を駆除するほか、柱や梁を結んでいる縄を腐りにくくし、建物を長持ちさせる効果があると言われています。

作業員は、「重要な文化財ですので火の管理には特に注意して頑張っています」「後々までずっと残していきたい建物なので、大事にこの仕事をやらせていただいています」などと話していました。

「いぶり出し」は毎週日曜日に行われていて、3月上旬まで続きます。