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山寺で法要 「開山忌」

1月14日は、山形市の立石寺、通称「山寺」を開いたとされる慈覚大師円仁の命日とされています。立石寺では円仁を供養する「開山忌」が行われました。

円仁は今から1000年以上前の864年1月14日に亡くなったと伝えられています。毎年命日には、円仁の像が安置されている開山堂に立石寺の僧侶たちが集まります。

1162回目となる今年は、9人の僧侶が法要を行いました。

法要では、僧侶たちが節をつけてお経を唱える「声明(しょうみょう)」が行われました。「声明」は浄瑠璃や演歌など日本の歌の原点とも言われ、慈覚大師円仁を偲ぶ声が雪化粧した山寺に響き渡りました。

また僧侶たちは、声明とともに「そんきょ」の状態から立ち上がったり座ったりを繰り返して拝む「胡座(こざ)」と呼ばれる作法で、円仁を供養しました。

その後、立ち上がった僧侶たちは紙を手にしてお経を唱え、堂内に撒いていきます。これは蓮の花に見立てた「散華札(さんげふだ)」で、仏様を呼び、ともに法要を行ってもらうという意味が込められています。

法要を終えると、「散華札」は訪れた参拝者たちに配られ、ご利益を分かち合いました。

立石寺の清原正田住職は「今年に関して言えば、『2026年に行くべき世界の旅行先25選』に選ばれたので、たくさんの方に来てもらって『慈覚大師の心』を受けて帰ってもらいたい」と話しました。