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山形県寒河江市の酒蔵で立春朝搾りの本仕込みが開始され酒販店関係者らが作業を体験

山形県寒河江市の酒蔵で、2月4日の立春に販売される日本酒「立春朝搾り」の本仕込みが始まりました。

蒸し上がって湯気を立てる酒米が、機械で冷却されたあと、エアシューターを通って仕込み蔵へと運ばれていきます。寒河江市の「千代寿虎屋」では毎年この時期に仕込みを行っており、日本名門酒会が全国42の蔵元と協力して企画するこの取り組みへの参加は、今年で24年目となります。

この日は、県内の流通業者や酒販店の関係者ら約10人が、麹や酵母が入ったタンクに山形県産の酒米を混ぜ込む作業を体験しました。参加した酒販店関係者は「多くの人の力が加わって造られていることに感動した。消費者の皆さんは普段、造り手の様子をなかなか知る機会がないと思うので、その思いも一緒に届けたい」と話していました。

今シーズンは、原料となる酒米の価格が昨シーズンに比べて約1.5倍にまで高騰したため、販売価格を1割値上げしました。

千代寿虎屋の大沼寿洋社長は「さまざまな懸念を抱えながらの酒造りだが、一方で日本酒を待っていてくれる方もたくさんいる。立春を境に、一足早い春の訪れを感じてもらえるような、フレッシュで華やかなお酒を造りたい」と意気込みを語りました。

「立春朝搾り」は予約販売で、720ミリリットル瓶で2500本の仕込みを予定しています。