YTS NEWS
News
肘折温泉で伝統行事「さんげさんげ」白装束の行者が無病息災を祈願
大蔵村肘折で、無病息災などを願う伝統行事「さんげさんげ」が行われました。
肘折の積雪は150センチほど。例年よりは少ないものの、寒く静かな時が流れる温泉街に、法螺貝の音と行者が唱える祝詞が響き渡りました。
「さんげさんげ」は、1年の行いに懺悔をして良い新年を迎えようと、肘折地区で江戸時代から行われている伝統行事です。温泉街の商店や旅館の関係者など約20人が白装束に身を包んで行者となり、無病息災や五穀豊穣などを願いながら練り歩きました。
初めて行事を見たという東根市からの女性客は「びっくりした。見たことがなかったので、今年は良い年になりそう。正月から肘折にお参りできてよかった」と話していました。
行者の中には、県外からやってきた学生たちの姿もありました。東京から参加した学生は「寒い中歩くのが心配だったが、村の人たちも応援してくれて活気にあふれており、貴重な体験になった」「こういう行事が全国に広がれば、地域の人との関わりも増えていくのではないか」と語りました。
温泉街を歩き終えると、今度は餅つきが始まりました。肘折に住む人たちにとっては、この行事が行われた日が1年のスタートです。練り歩いた人も見に来た人たちも一緒になって新年を祝いました。
神奈川県から訪れた人は「雪もあって雰囲気が良く感動した。正月から縁起が良いものを見させてもらったので、良い1年にしていきたい」と笑顔を見せました。
さんげさんげ実行委員会の大友久士委員長は「この伝統を次世代、100年後まで続けていってほしい。笑いと喜び、そして希望を持てる1年を迎えたい」と話していました。
閲覧数ランキング




