仕事納めのきょう、県庁では職員が新しい年への思いを込め、大掃除を行いました。

相次ぐクマの出没に対応してきたみどり自然課では、職員総出で床にたまったほこりを集めたり、窓の汚れを拭いたりしていました。そしてカレンダーを貼り替え、新年への気持ちを新たにしていました。

県によりますと、県内でのクマの目撃件数は今月21日時点で2830件、そのうち市街地では316件といずれも過去最多だということです。また、人的被害は13件確認されており、県内で行われたクマの緊急銃猟は全国最多の16件となっています。

みどり自然課の木内真一課長は「クマの異常な出没に職員一丸となって全力で取り組んできました。来年は特に人身被害がないように、安全安心につながるよう対策を強化していきたい」と話しました。

県庁の仕事始めは1月5日です。