酒田市の酒販店グループが、特産の「刈屋梨」を原料にしたワインの販売を明日から開始します。

毎年12月に販売されている「梨のデアノイエ スパークリング」。「デアノイエ」とは、ドイツ語で「新しいもの、今年できた新酒」という意味です。原料は、特産の刈屋梨の豊水とラ・フランスです。

昨年7月の豪雨災害や、今年の夏の雨不足などを乗り越えて収穫された、貴重な梨のワインが出来上がりました。

製造と販売を手掛けるのは、酒田市内7つの酒販店で作るグループ「庄内酒彩倶楽部」で、今年も満足のいく出来栄えになったということです。

【庄内酒彩倶楽部 池田吉伸 会長】
「和ナシのすっきりした感じと、ラ・フランスの酸味、果実味の融合を楽しんでほしい。」

このワインは、明日から、酒田市や山形市などの「酒彩倶楽部」加盟店で、300本限定、1本2050円で販売されます。