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山形県東根市から一足早い春の便り 啓翁桜の出荷が開始、全国・海外へ
一足早い春の便りです。東根市で啓翁桜の出荷が始まりました。
山形の冬を彩る啓翁桜の枝が続々と箱に詰められていきます。行く先でどんな表情を見せてくれるのか楽しみです。
啓翁桜はビニールハウスなどで育てることによって12月下旬から3月にかけて咲く桜で、山形県は生産量全国1位を誇ります。
今日、東根市で出発式が行われ、テープカットに続いて啓翁桜を積んだトラックが関東や関西地方に向け出発しました。
JAさくらんぼひがしねによりますと、2025年は夏の猛暑や水不足の影響で枝枯れや葉が落ちるなどの被害がありましたが、出荷量は例年並みのおよそ30万本を見込んでいるということです。
東根市花木生産者連絡協議会の清野周治会長は「桜は日本の花なので、花を見ることで心が和む。気持ちにゆとりも出てくる。新年に向けての思いを込めていただきながら桜を愛でてほしい」と語りました。
出荷作業は4月上旬まで続き、全国各地に加え、東南アジアなど海外にも輸出する予定です。
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